Freeform 活用事例
こんにちは、代表の井澤です。
当社で使用しているデジタルツールのひとつ、
3D SYSTEMS社が取り扱う「Geomajic Freeform」を紹介したいと思います。
これは、触感デバイスを使い画面上に表示される形状を、
あたかも粘土細工するような手法でモデリングをする画期的なツールなのです。
当社がこれにいち早く目を付け導入したのは、「陶磁器の原型がこれで作れないか?」
という安易な考え。
当時、RICOHのDESIGNBASEというUNIXワークステーション上で動く
3次元CADを導入しておりましたが、
さすがに有機的な形状をモデリングすることはできません。
その頃、このFreeformを米センサブル・テクノロジーズが開発をし、
日本の代理店が販売を開始するという新聞記事を目にし、
すがる思いで電話を入れたのがきっかけです。
それから東京へ出向き、実際に手で触れ、これならばという想いで導入を決意。
2000年夏に導入して、早18年が経過しました。
導入した当時は、機能的に制約されたりと難しさもありましたが、
今では当社のFreeformの達人2人が素早いモデリングで形にしてくれます。
Freeformのデータを当社のマシニングセンタで切削
細かい歯も再現
ティラノザウルスの皮膚はこんな感じ?!
キャラクターや玩具、遊戯機器など、意匠に関するモデリングは、得意中の得意。
センスが求められる3Dデータ作成でお困りの際は、ぜひ当社にお声掛け下さい。
肝心の陶磁器原型は?!と言うと、あまりFreeformの出番がありません…
やはりRhinocerosの方が正確に形状を作り込めるのです。