岐阜県プロフェッショナル人材戦略講演会に参加して
代表の井澤です。
12月に入り、今年もあと僅か。
あっという間に1年が終わろうとしていますが、今年掲げていた個人目標はどれも未達成。
本当に情けない。
2018年は目標を強く意識して、自分を追い込み必ずや達成させます!
さて、来年に向けてそんな思いでいるなかで、先日多治見市で開催された講演会に参加して来ました。
その講演会とは、二宮清純氏による『「攻めの経営」への転換』。
個人的に二宮さんのファンであり、この日を心待ちにしておりました。
副題に「スポーツ界の名将から学ぶこと~」とあり、
彼が思うスポーツ界の名将とは誰なのか?に興味が沸き、
私が想像する名将と一緒なのか、それとも全くかすりもしないものなのか...。
90分の講演の中で3人の名将が紹介されましたが、著名な2人をご紹介します。
1人目は、サッカー界Jリーグ初代チェアマンの川淵三朗氏です。
Jリーグの100年構想を掲げ、立ち上げに先導された方です。
二宮氏が言う名将に相応しいところは、
「情熱(Passion)・大義(Mission)・行動(Action)」を兼ね備えていること。
そして、「考えが、ぶれない」事だそうです。
二宮氏もJリーグ立ち上げに従事されたそうですが、
日本サッカーがこれだけ強くなったのは彼のおかげだそうです。
2人目は、野球界で近鉄やオリックスの監督を務められた仰木彬氏です。
二軍生活を続けていたイチローを一軍に抜擢し大活躍させたというのは、
野球ファンのみならず周知の通りです。
他にも野茂英雄投手や長谷川滋利投手と言った錚々たる選手も、
仰木氏の指導がありました。
二宮氏曰く、仰木氏は「人を認め、育てる」ことに長けているそうです。
分かり易く伝えると「人を認めないと、人は育たない」という事。
これって難しいと思いませんか?
「認めていない(自分とは考え方が違う)相手に、
明日からは認めて(相手の考えに合わせて)接します」というのは、
立場が上の人であれば尚更簡単にできる事ではないと思う。
これが名将たる所以なのでしょうか。
この講演で私がノートに書き残したものは、
「ぶれない考え」と「人を認める」という2つの言葉です。
来年は、この2つの言葉を特に意識して事業に取り組んでいきたい。
ちなみに、私が考えたスポーツ界の名将は
元ラグビー日本代表監督のエディー・ジョーンズ氏です。
彼はフィフティーンをひとつにまとめ、
ラグビーワールドカップの南アフリカ共和国との対戦で日本に勝利を導いた名監督です。
いつか彼の名がもっと知れ渡るよう今後のご活躍に期待します。