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3次元CADソフトの現状

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代表の井澤です。

「3次元CAD」という言葉は、もう死語になってしまったのか!?

 

モノづくりをしている者しか分からないワードですが、そういった現場においても今ではあまり耳にすることが少なくなったように感じます。

 

3次元CADの利用が当たり前の時代になり、あえて特質すべき物ではないのかも知れません。

 

10年ほど前の2006年には、書店で『3次元のモノ作り 徹底解説CAD・CG ’06-‘07年度版』という分厚い本が売られていました。

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CAD好きで、スペックおたくの私は、「当社にとって理想の3次元CADは何か?」を追い求め、

ページをくまなく読みあさったものです。

そして、10年経った今でも大切なバイブル本としてきれいに保管しています。

 

 

 

 

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目次をみると、価格が100万前後のミッドレンジCADから、数百万円もするハイエンドCAD、

そして50万以下のローエンドCADと価格帯ごとに分類されています。

 

 

 

 

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それらの中からいくつかを紹介すると、

今では一番利用が多いと思われるミッドレンジクラスの「ソリッドワークス」。

おそらくNo.1のCADじゃないでしょうか。

車で例えるのなら、トヨタのクラウン。

買って間違いのない選択だと思います。

 

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CAD業界のロールスロイスとでも言うべきか。

大手自動車メーカーや航空機産業では必須となる超ハイエンドクラスの「CATIA」。

 

 

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ひと昔、家電業界で多く使われていたハイエンドクラスの「Proエンジニア」。

ここをスピンアウトした方が、Rhinocerosを作り上げたと聞いています。

 

 

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数ある3次元CADの中から、価格、機能性、互換性などを考慮し当社が選んだ3次元CADは、

ミッドレンジクラスの「ケーラムゼン」。

 

 

 

 

ソリッドとサーフェースによるハイブリッドモデリングが売りのこのCAD、

導入当時はパラメトリック機能に驚きを持ってモデリングをしていたものだが、

今思えば失敗した買い物だった。

設計機能よりデザイン機能を重要視していたのだが、

こちらが求めていたモデリングが結果的にはできなかった。

結局当社のメインCADには成らず、CAD1本でデザインと設計の両刀使いは無理だと分かり、

デザイン向けには安価でサーフェース機能が優れている「ライノセラス」を、

設計向けにはどんな形状も「CATIA」を導入し今日に至っている。

 

こんなCADの選定を楽しくも感じた時代があったのだが、

今ではCAD業界も淘汰され、

この中で生き残って成長を続けているCADは片手で数えられる程度。

CAD業界が良かった時代は90年代後半から15年余りと言ったところではないでしょうか。

 

今度この業界がどのように推移していくかは分かりませんが、

毎年6月にCADの展示会でもある「設計製造ソリューション展」が有明ビックサイトにて開催されます。

市場の動向や新商品の情報を得るために22年間継続して足を運んでいますが、

近年は業界の飽和状態ということもあってか、CADについてはあまりパッとしないように感じます。

 

今年も新しい発見に期待して東京へ行って参りますが、

革新的なツールが出展されていることを願うばかりです。

 

 

 

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