モデル事業部_オールラウンダーへの道① ~3Dデータ作成~
こんにちは。型宮産業の佐野です。
突然ですが、型宮産業は
・石膏の型を作るモールド事業部
・3Dデータ作成やCAM切削加工等を行うモデル事業部
この2事業部に分かれています。
私はモールド事業部の事務を担当していましたが、産休育休からの復職後はモデル事業部の忙しい担当者をスポットでお手伝いをするオールラウンダー的な担当に変わりました。
今まで3Dデータを作製していたり切削加工している先輩方を見ていましたが、まさか自分も携わる事になるとは!
これから私が3Dデータ作成、モデル塗装や計測など新しい事を勉強させて頂いている立場で型宮産業のお仕事をお伝えしていきたいと思います。
温かく見ていただければと思いますので、よろしくお願いします!
今回はRhinocerosを使用した3Dデータ作成のお話です。
弊社ではお客様から依頼を受けたスケッチやデザイン画、または2次元図面などから3Dデータを作成しています。
たとえば、PDFで描かれた図面をRhinocerosで3Dデータにしたり、計測して3Dデータにしたりもしています。
今は新規自社アイテムを3Dデータにおこす作業をしているのですが、試作品の粘土で作ったお皿を計測して3Dデータにするというのは想像以上に難しいものでした。
まず、ノギスの使い方がわからない…ハイトゲージって何…?そんなレベルです。
(ノギスは精密な長さを測る測定器、ハイトゲージは高さを測定する機械です)
先輩社員に使い方やポイントを教えてもらいながら、やっとのことでデータ作成に取り掛かります。
一通り使い方は勉強してきたものの、いざイチから作るとなると ?? の連発。
この線はこっちに引きたいのに…あれ、ここの面が開いてる!などなど。
いつも手に取っているお皿ひとつ3Dデータにおこすのに、こんなに手間と時間がかかるとは!!
これから3Dデータ作成のプロフェッショナルな先輩社員に、チェックをしてもらう予定です。
そのお話はまた次回に…。
こんな感じの豆皿を数種類つくっています。