大学で陶磁器デザインを専攻していたので、卒業後は窯業関係の職に就きたいと考えていました。
石膏型を使った作品の制作が多かったことや、授業で原型師の技に触れる機会もあったことで、窯業の中でも特に型屋に興味を惹かれました。
主に石膏で、陶磁器用の使用型や、ケース型、原型の作製をしています。
使用型やケースを作製するのは一見同じことの繰り返しのようですがそんな中でも、自分の中の課題(時間や仕上がり)をクリアし技術が向上することを楽しみながらやっています。
原型作製はまだ勉強中です。早く一人前になれるようにがんばっています。
好きな店で、自分が関わった商品が使用されていたり販売されているのを見かけた時。
一番は、学生のころから好きだったこと、やりたかったことをやれているという事です。
また、この会社がまだ発展途中にあるということです。
自分のやりたいことをやりながら社会に貢献できる、できていると感じられるところも型宮に入って良かったと思えるところです。
自分に合いそう!という直感を信じました!
きっかけは、職業訓練校の求人リクエストを頂いたことですが、以前からハローワークの求人票でチェックしていたので運命を感じました。
陶磁器に関連する企業の中では給与面が良かったことは大きな決め手となりました。
陶磁器メーカーが陶磁器を生産するとき、石膏で作られた型に粘土を押し当てたり、泥漿(粘土を泥にしたもの)を流し込む方法があります。
私はその石膏型を作ったり、石膏型の原型を作ったりしています。
まだまだ仕事は修行中ですが、そんな中でも自分の決めた時間で仕事ができた時、質の良い製品ができた時にやりがいを感じます。
社員の皆さんが良い人ばかりで打ち解けやすかった事が一番です!